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一点物手作りせっけん

葛飾区の知的障害者通所授産施設「西水元福祉館」(西水元3)の利用者による手作りのハーブせっけんが、7月中旬から販売される。約60人の利用者全員が、せっけんを包むラベルにそれぞれ花やハーブなどの絵を描いており、同館では「せっけん作りを始めてから、利用者の表情が明るくなった。心を込めて作ったので、ぜひ使ってほしい」と呼びかけている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20090623-OYT8T00133.htm

 「ウェルフェア(福祉)トレードソープ」と名付けたせっけんは、「ローズマリー」「スペアミント」「レモングラス」の香りの3種類。利用者が同館のハーブ園(1300平方メートル)で栽培したハーブが使用されている。

 せっけんの製造は、渋谷区の生活雑貨製造販売会社「生活の木」の全面協力の下、良質なハーブの栽培方法の指導や、せっけん製造のノウハウの提供を受けた。化粧品製造業に必要な許可も、同社が施設に代わって取得した。

 作り方は、オリーブオイルやココナツオイルなど複数の植物油に、砕いたハーブとエキスを混ぜた後、カセイソーダの水溶液で固形化し、1か月ほど熟成させる比較的シンプルなものだ。利用者4人が5月から、植物油の計量や完成品の袋詰めなどの作業を1日約5時間行い、約90個を製造している。

 ユニークなのが、せっけんを包むラベル。チューリップやヒマワリ、ハーブといった絵が利用者全員の手で描かれ、すべての商品が“一点物”だ。絵を描く作業に熱中していた利用者の深瀬晃子さん(34)は、「とにかく楽しいです」と目を輝かせていた。

 せっけん製造を担当する同館支援員の橋本愛さん(30)は「肌がしっとりし、気分も落ち着くので試してほしい」とPRしている。区内の障害者自主生産品販売所「+choice」(青戸5)などで販売。値段は未定。問い合わせは、同館5660・2101へ。

(2009年6月23日 読売新聞)

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